この度は、皆様、お忙しい中、CAPITALホールディングスのウェブサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。代表取締役社長の植西剛士でございます。
まず、皆様にお伝えしたいのは、私たちが今、まさに歴史的な転換点に立っているという事実です。2025年、私たちはかつてないほどの激動の時代を生きています。トランプ政権の再来による国際的な混乱、そして石破政権下で揺れ動く日本の国内マーケット。これらが織りなす複雑な状況は、不動産業界にとっても大きな挑戦となっています。
特に顕著なのは、金利の上昇と空前のインフレーションです。これまでの低金利時代に慣れ親しんだ私たちにとって、この変化は不動産投資の常識を根底から覆すものです。また、円安は私たちの生活に直接的な影響を及ぼし、物の価値、そして不動産の価値を大きく変動させました。特に東京の不動産マーケットは、この円安と海外からの投資マネーの流入により、歴史的な価格上昇を記録しています。
しかし、この状況を私は単なる好景気とは捉えていません。確かに、日本の不動産、特に東京の不動産は世界的に見ても魅力的な投資対象となりました。しかし、その根底にあるのは、円安による「割安感」です。日本が、世界一の国が、まるでバーゲンセールのように海外資本に買われている。この状況を、私は日本の誇り、そして日本人の矜持にかけて、見過ごすわけにはいきません。
私たちは、この状況をただ傍観するのではなく、積極的に変革の担い手となることを決意しました。CAPITALホールディングスは、この激動の時代にこそ、日本の真価を世界に証明する存在でありたいと考えています。
私たちは、単に不動産を売買する企業ではありません。私たちの使命は、日本の不動産の真の価値を見出し、それを世界に正しく伝えることです。日本の技術力、文化、そして日本人の持つ誠実さ。これらが凝縮された日本の不動産は、単なる投資対象を超えた、唯一無二の価値を持っています。私たちは、その価値を最大化し、日本人が、そして日本の不動産が、名実ともに再び世界一の存在となるように貢献したいのです。大切なのは、日本人ファーストです。
具体的には、私たちは以下の三つの柱を掲げ、事業を推進してまいります。
第一に、グローバルな視点での不動産開発です。単に高層ビルを建てるのではなく、日本の文化や技術を融合させた、世界に誇れる不動産を創造します。
第二に、サステナブルな未来を志向した事業展開です。環境への配慮はもちろんのこと、地域社会との共生を重視し、持続可能な社会づくりに貢献します。
第三に、人材育成への投資です。激動の時代を生き抜くためには、高い専門性と倫理観を持った人材が不可欠です。私たちは、次世代の不動産プロフェッショナルを育成し、業界全体の発展に貢献します。
この激動の時代を、私たちは決して悲観的には捉えていません。むしろ、これは日本が再び世界の中心となるための、大きなチャンスだと信じています。
CAPITALホールディングスは、この変革の時代を、皆様と共に歩んでまいります。私たちは、日本が、日本人が、再び世界のトップに立つために、全身全霊をかけて貢献していくことをお誓い申し上げます。
皆様の変わらぬご支援、ご指導を心よりお願い申し上げます。
代表 植西 剛士